No.109

自分ででもできる!人気の腰壁リフォームとは?

DIYが人気をよんでいますが、中でも特に話題となっているのが「腰壁リフォーム」です。腰壁とは壁の一部で、この部分を新しくすると部屋がきれいになるだけでなく、雰囲気をガラッと変えることもできます。さらに自分でもリフォームしやすいのがメリット。いったいどんなものなのかご紹介しましょう。

そもそも「腰壁」とは?

腰壁とは、壁面のうち、腰高よりも下の部分をいいます。窓がある場合は、窓の下枠より下の部分、床面からは高さ約1.2mくらいまでの部分を指します。壁の下部分は手あかや食べ物のシミなど汚れがつきやすく、クロスの経年変化が目立つところ。一般にクロスの張り替えは壁全体を張り替えますが、腰壁リフォームは汚れの目立つ下半分だけを新品にします。

腰壁リフォームのメリット

腰壁リフォームには、次のような3つのメリットがあります。

◎手間は半分、おしゃれさは倍増!

腰壁はヨーロッパのホテルインテリアなどでよく使われています。デザイン性が高く上品な壁が演出できるので、腰壁を作ると部屋のおしゃれさがぐっと増します。しかも壁の下半分だけを張り替えるので手間は半分しかかかりませんし、低所作業で楽です。

◎本格派?お手軽派まで、質感も素材も自由

腰壁の作り方は一つではありません。木製にする場合には、市販のベニヤ板を同じ大きさにカットし、背面で揃えて接着してから貼ります。ベニヤ板なので釘を使わず、強力接着剤で貼ることができます。厚手の木材を使いたい場合は、SPF材を使う方法もあります。壁紙を使う場合は色柄の種類も多く、好きな腰壁を作ることができます。

◎セルフリフォームも簡単

腰壁リフォームは簡単なので、業者に依頼しなくても自分でDIYできます。特に壁紙を使ったセルフリフォームは、便利なグッズがたくさん市販されています。

腰壁リフォームは自分でもできる!

◎DIYキットで誰でも簡単

壁紙を使用する腰壁リフォームでは、楽天やアマゾンなどのネット通販や東急ハンズなど制作キットや壁紙を購入することができます。外国製の壁紙も多く、日本では手に入らないようなクラシック柄や、ビビッドな色、大胆な花柄、アメリカの地下鉄風のブロック柄など、実に多彩な商品が手に入ります。背面に糊がついていて剥離紙をはがすだけですぐ貼れるようになっている製品もあり、とても便利です。また、セリアなど100均ショップで扱っているリメイクシートを使っても、手軽に腰壁を作ることができます。