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【不動産コラム】マンション売却時に売主が営業マンを比較する3つのポイント

178 マンション売却時に売主が営業マンを比較する3つのポイント

No.178

マンション売却時に売主が営業マンを比較する3つのポイント

マンションの売却は、主に仲介を担当している営業マンが行います。しかし、営業マンに任せきりにせず、売主の立場から指摘することで、マンションが早く売れる可能性が高まるのです。今回は、売主が営業マンに指摘することで、担当者の素顔が見えてくる3つのことを解説します。

1.売却報告について

専任系の媒介契約であれば、営業マンは売主に売却報告する義務があります。その売却報告については、以下の点を覚えておきましょう。
・競合物件情報も伝えてもらうこと
・メールで伝えてもらうこと

1つ目の「競合物件情報も伝えてもらうこと」とは、日々増えていく競合物件を逐一報告してもらうことです。競合物件を把握しておかないと、価格を変更するタイミングも分かりませんし、適正価格も分からないのです。

また、売却報告は電話なども構いませんが、必ずメールで行ってもらうようにしましょう。理由は、情報が文字として残りますし、報告内容がフォーマット化されていれば理解しやすいからです。この点は、売主からの要望として営業マンに伝えてみましょう。

2.案内について

また、内見者(物件見学者)を案内するときには、どこでも自由に見ても良いと伝えておきましょう。なぜなら、内見者は居住中の部屋を見るということで、気兼ねする可能性があるからです。神戸のマンション内覧でもそのようなことは過去にもありました。

たとえば、勝手にクローゼットを開けたり、ソファに座ったりするのは意外とできないものです。そのため、事前に営業マンにどこでも見学して良い旨を伝えておくことで、営業マンが上手に案内してくれます。

本当は内見者もクローゼットの容量や形状を見たいはずですし、ソファに座って部屋を眺めたいはずです。そのため、自由に見てもらうことで、内見者の検討度合いは上がっていきます。

3.値引き交渉について

最後に、値引き交渉についてです。マンションに限らず、中古の住宅は購入検討者から値引き交渉されやすいです。そのため、自分が売却するマンションでも値引き交渉されることを見越して、営業マンに下限価格を言っておきましょう。

マンションの売り出し価格は、値引きを見越した上で設定することがほとんどです。たとえば、査定額が3,000万円であれば、3,280万円くらいで売り出すことがあります。

このとき、住宅ローン残債や諸費用額などを踏まえ、自分の中での下限金額を決めておきましょう。それを営業マンに伝えることで、営業マンも値引き交渉がしやすくなるからです。

4.まとめ

マンション売却は営業マンに任せる要素が多いですが、売主も売却活動に参加しましょう。営業マンに任せきりにせず、売主も積極的に参加することで、業者の見極めも可能になりますし、売却スピードも売却価格も変わってきます。

(関連コラム:マンション売却に強い営業マンを見極めるコツ
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