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【不動産コラム】今、リノベーションが認知されてきた理由とは

今、リノベーションが認知されてきた理由とは

No.123

今、リノベーションが認知されてきた理由とは

リノベーションという言葉を聞いたことがあるでしょうか?今、不動産業界ではリノベーションに注目が集まっており不動産仲介とリノベーション事業が一体化する傾向にあります。一般消費者も、物件を検討するときにはリノベーション物件を選択肢に入れる方が増えています。

1.リノベーションとは?

リノベーションとは、室内が劣化した分を大規模改修して、新築のときよりもグレードアップすることです。つまり、室内を大規模改修することで資産価値を上げてから、売却するなり居住するなりするということです。

1-1リフォームとの違い

リフォームは、劣化分を「新築時に戻す改修」です。つまり、マイナス(劣化分)をゼロ(新築時)に戻すということです。一方、リノベーションは、マイナス(劣化分)をプラス(グレードアップ)にすることをいいます。そのため、リフォームをするよりも資産価値は上がります。

1-2リノベーションの種類

リノベーションの種類は多岐に渡ります。たとえば、以下のような改修をリノベーションといいます。

①水まわり設備の入れ替えと合わせて家事動線なを見直す。
②クロスやフローリングを特殊効果のある素材へ張り替え、デザイン性にもこだわる。
③間仕切りを取り払い大き気なリビングにしキッチンを対面型へ改修する。

このように、原則は、部屋全体に影響するような大掛かりな工事をリノベーションといいます。

2.リノベーションが認知されてきた理由

このようなリノベーションが今流行っている理由は、スクラップ&ビルドの時代が終わったということです。昔は、建物を建てて、劣化したら壊して建て直すということが当たり前でした。しかし、今は建築技術の向上により、改修工事をすることによって建物が生き返るのです。それが、リノベーションが流行っている一番の理由です。

2-1自分らしさを求める

また、一般消費者が、家に対して「自分らしさ」を求めるという点も大きいです。自分の生活スタイルに合った間取りにしたり、お気に入りの仕様・設備にしたりすることで、自分らしい空間を演出できます。その「自分らしい空間」を最も実現できるのがリノベーションなのです。

2-2資金をかけない

今は昔ほど家にお金をかけません。新築信仰も減少してきました。お金をかけず楽しむライフスタイルが時代とともに広がってきていることもあります。今でも家を買う人は永住する前提で買う人は多いですが、昔よりも中古での売却が当たり前になってきたので、後々転売することも視野に入れている方も増えています。

リノベーション物件は元々中古物件なので、価格が比較的安価なのです。そのため、「安価だけど室内はキレイなリノベーション」は、居住するにも転売するにも最適な物件なのです。

リノベーションが認知されてきた理由は、時代の流れという点が大きいです。上述したスクラップ&ビルドの時代が終わったことも、住宅に求めるモノが変わったことも時代の流れです。この時代の流れはしばらく続くと予想されるため今後ますますリノベーション物件は増えていくものと考えられます。

(参考:割安物件+デザインリフォーム

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