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【不動産コラム】リノベーション工事でのチェックポイント

リノベーション工事でのチェックポイント

No.158

リノベーション工事でのチェックポイント

今流行りの「リノベーションマンション」ですが、リノベーション工事をするときには、きちんとチェックしなければいけないポイントがあります。今回は、リノベーション工事の全体像を解説しながら、それぞれの工事タイミングでのチェックポイントを解説します。

1.リノベーション工事の流れ

リノベーション工事は以下のような流れで行われます。
・解体工事
・配管工事
・骨組み
・浴室、キッチンの設備設置
・配線工事
・ボード貼り付け
・フローリング、クロスの貼り付け
・建具やその他設備の設置

基本的には、上記のように、まずは部屋を解体してスケルトン状態にします。その後、配管入れ替え工事などをしてから、軽鉄などで骨組みをします。骨組みをした時点では、既に部屋の形がイメージできる状況です。その後、「浴室」と「キッチン」という、比較的大きな設備を先に設置をしてしまいます。

その後、電源コンセントなどの配線工事をしてから、骨組みへボードを貼り付け、その上からクロス・フローリングを貼り付けるという流れです。そして、最後に扉などの建具や、その他の水まわり関係の設備を設置していきます。

2.工事チェックポイント

リノベーション工事のチェックポイントは、まず「解体工事」後に柱や梁の位置を調べ、自分の想定している間取りへ変更可能か確かめることです。柱や梁の位置によっては、部屋の形が想定通りにならない場合もあります。仮に想定通りに造れないときは、間取りを変更することになります。

また、骨組みをした時点で、収納や部屋などの「広さ」を確かめることが大切です。図面と実際の室内はギャップがあるので、しっかりと確認しましょう。その後の「配管工事」は、リノベーション業者によっては他の業者に外注してしまい費用が上がるので、自社で配管工事も行っているリノベーション業者に依頼しましょう。

配線工事は実際の家具配置を想定して、コンセント位置やテレビアンテナの位置が使いやすいかのチェックが大事です。

そしてリノベーション工事が終了したら、クロス・フローリングの状態や建具の開け閉め、各設備の動作確認をしましょう。人が行う作業なので、どうしても不備が出てきてしまうので、物件の引渡し前に指摘し修正してもらうことが大切です。

3.まとめ

このように、解体~室内完成までの各タームで、施工主はチェックするポイントがたくさんあります。ただ、そこまで専門的なチェックポイントではないので、プロでなくても十分可能です。多少手間はかかりますが、リノベーション工事が成功するように、これらのチェックは必ず行いましょう。

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