No.2
中古住宅の時代
マイホームに憧れる人は今も昔も多いです。
しかし、それが「新築一戸建て」を指すかどうかは別だと言えます。
現在の日本は少子高齢化が進んでおり、日本の人口が徐々に減っていくことはあきらかです。
人口が減っていくことで、住宅は今後、供給過多になり、余っている住宅が増えることを意味しています。
また、年収の不安定化もあります。
ほんの少し前までは「年功序列」「終身雇用」が当たり前でしたが、今は正社員であっても一つの企業で勤め上げるということの方が少なくなってきており、さらに契約社員や派遣社員などの非正規雇用も増えています。
そのような中、建てて壊すは、時代に合わないと言えるのではないでしょうか。
中古住宅を選ぶメリット
新築の家を建てるにはお金もかかります。
また、すでにたくさんの住宅が余っており、それを有効活用しない手はありません。
新築の家を建てようにも、良い立地はすでに他の住宅が建っていることが多いので、立地の面でも中古住宅を選ぶメリットはありますよね。
躯体の再利用・ECO利用をすることで、中古住宅は活かすことができます。
従来、中古住宅と言えば古い住宅を安い価格で買って住む、というものでした。
多少のリフォームを加えることもありますね。
しかし今は、躯体の再利用が普及しつつあります。
「躯体」というのは、いわば家の骨組みの部分のことです。
躯体の再利用ができると、中古住宅の価値自体もあがります。
すべて壊してから新たに家を建てるのではなく、躯体が利用できる分解体費用も抑えられますし、新たに建築するための費用も抑えられますからね。
まとめ
中古住宅であっても、きちんとメンテナンスをしていれば長く住むことが可能です。
もちろん、家族構成の変化によってリフォームしながら住むことができます。
家を新築するのに比べれば費用面での魅力も大きく、また、次々に家を新築することに比べて環境への負担も小さくなりますから、まさに時代にあった住宅の持ち方だと言えるのではないでしょうか。
(参考:不動産+リフォームでできる事)
(参考:RESTAの不動産業に対する想い)