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【不動産コラム】不動産を売却する時、仲介手数料は値引きができるのか?

不動産を売却する時、仲介手数料は値引きができるのか?

No.99

不動産を売却する時、仲介手数料は値引きができるのか?

不動産を売却する時にかかる諸費用の中で、一番高額なものは「仲介手数料」です。その仲介手数料に関して、「これは値引き出来るの?」という質問を受ける時があります。回答としては「出来ますが無理にしない方が良いです」というお答えをしています。
無理に値引くのであれば、最初から手数料を安く設定している仲介会社に依頼しましょう。

1.仲介手数料を無理に値引かない方が良い理由は?

結論から言うと、仲介してくれる会社が不動産の売却活動に「力を入れられない」からです。
仲介手数料を値引くという事は、仲介会社の利益が減るという事です。不動産を売る時には広告費用がかかります。その費用は、仲介会社が仲介手数料を貰う事で支払う事が出来る金額なのです。つまり、仲介手数料が減るという事は、その費用を十分に投下出来ないという事になります。

広告だけでなく、人員も投下しにくいです。例えば、A物件とB物件の2物件の仲介を担当していたとします。購入検討者の内見アポが、同日同時刻に両物件入った場合、どちらを優先するでしょうか?仲介手数料が低い方を優先させる不動産会社はないと思います。

このように仲介手数料を無理に値引くと販売に支障をきたす恐れがあるのです。

2.「自分で売る」という販売の仕方

今、注目されているのは「出来るだけ自分で売ることにより仲介手数料を下げる」という販売手法※です。具体的には2パターンあります。

・以下書類を準備するだけで仲介手数料30%割引

「物件の名義人確認書類(身分証・登記簿謄本)」
「固定資産税課税証明書」
「マンションの管理規約(マンションの場合)」
「建築確認通知書(検査済書)(戸建の場合)」

これらの書類は元々持っているか、簡単に手に入れる事ができます。

・更に以下の書類を準備すれば仲介手数料50%割引

「売却物件の資料作成」
「写真撮影」
「必要事項の入力」
「アピールポイント文章のご提供」

少し手間を加えるだけで、仲介手数料が半額になります。

※RESTA
http://resta-home.jp/real-estate/self/self_fudosan.html

3.「自分で売る」販売手法が良い理由

こちらをお薦めするのは、売却活動に支障がなく、更に仲介手数料を値引けるからです。先ほど言ったように、通常であれば仲介手数料を値引くと販売に支障をきたします。しかし、このやり方ですと、売主が仲介会社の仕事の一部を担ってくれるので、その分の仲介手数料を割引けるのです。
5,000万円(税抜き)の物件を仲介すると1,684,800円の手数料がかかります。仮に半額に出来れば約84万円も諸費用を浮かす事ができます。このように、賢く値引いて、賢く売却しましょう。

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