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売り出し価格を決めよう|不動産売却の極意

売り出し価格を決めよう

査定額をお客様に提示するとき、お客様が査定額を聞くのと同じくらい営業マンも緊張しています。ですから、「どうしても、この物件を任せてもらいたい!」と思う場合は、二種類の査定書を用意して臨む営業マンもいました。それほど不動産業者にとって売物件は貴重な収入源です。何せ売物件が無ければ始まらないですから。

お客様が売りたい本当の価格

お会いしてお話しをさせてください

お客さんと話しながら顔色を伺って、おおよその希望額を探ります。私はそんな事はしないですけどね。一発勝負です!

大切な話なのでお電話ではなく、できればお会いしてお話しさせてください。神戸から行ける範囲であればお伺いいたします。

査定額をご提示、ご説明いたします

査定額を聞いて意外と高いと感じる人もいれば、安いと感じる人もいます。それは、物件に対する思いや取得経緯によって変わってきます。
表情や言葉の間でどう感じているかを敏感に感じながら、査定額の根拠をお話しします。あからさまに「安いな!」と思われた中での話は進めにくいですが、難しい事ではありません。実際にあった取引事例をもとに単価計算をして、割り出した価格を正直に話しているのですから。

本当に売りたい価格を教えて下さい

本当は、高くお伝えすれば気を良くしていただけるのでしょうが、後で困るのはお客様であり自分です。査定額は一端の目安で、その価格で販売を開始してほしいとか、絶対に売れるとは限らない事もお伝えして、お客様の本心を徐々にお伺いしていきます。
査定額を聞いて高いと感じる人は、ほとんどいません。重要なのは、不動産業者が出した金額を聞いたお客様が、本当に売りたい金額を聞き出すことなのです。

売主様が

「最低これなら売ろう!」と思える

最低売り出し価格を
教えてください
Please tell me your true intention.

査定額を聞いた売主様が、本当に売りたい金額を考えてお伝えいただいた後は、今すぐに売りに出した時、引渡日やその他の条件を抜きにして、指値をされる想定で、一体いくらだったら売却に応じるかを考えていただきたいのです。今の段階で思う、「最低これなら売ろうと思う金額」を教えてください。

例えば…
お申し付け
ください

売主様のご希望に合わせて
チャレンジいたします!

仮に1,500万円が査定金額でも、売主様が本当に売りたい金額が1,600万円なら、それ以上で販売を開始する必要があるので、販売開始金額は1,650万円や1,680万円をご提案するでしょう。
中には、「いやいや、急いでいないから1,780万円からで」と言われる場合も。それならそれでOKです。チャレンジさせていただきます!
お話しを進める中で、1,600万円で売りたいご希望なら、査定額1,500万円の上10%以内1,650万円に入っており十分考えられる金額です。
販売開始価格が1,780万円は査定額18%増

しの金額なので、反響があるかどうかは出してみるしかありません。ただ、一定期間に反応がない場合は、早めの価格変更をご提案します。

不動産業者はプロ目線で売れる金額を査定しますが、売主様のご希望が一番です。
査定上は1,500万円の下10%は1,350万円になりますが、売主様のご希望が最低1,500万円であれば、その価格を目指して営業活動を行います。
売りたい金額、最低売りたい金額が決まれば、あとは心に留めて営業するだけです。

売り出して見ないと分からない事も

正直なところ、長年不動産営業をしていても、実際に売りに出して見ないと分からないこともたくさんあります。と言うのも、いくら事例を見て査定しても、その時お客さんが居なければ反応もありませんし、売れません。

不動産は魚釣りに似ている

私は魚釣りが好きなのですが、不動産売買でお客様を探すのは、魚釣りに似ていると思います。
運よく魚が回遊しているタイミングでエサをまくと、当たりが出だして釣れますよね。また、魚がいなければ沢山まき餌をしても全く当たりがないのと同じです。
たまたま、同じ地域で同じような価格帯の物件が売れたすぐ後に売り出しをした場合は、熱いお客さんがいない場合もありますし、物件の供給量が少ない地域では買いたい人が順番待ちをしているような状況もあります。そこはまさに入れ食いです。

告知はポイントから全国へ

最初のポイントで釣れなければ次のポイントに移動します。不動産で言えば、近隣をまず重点的に広告告知し、次はもう少し離れた地域に。そして、インターネットで全国に物件情報を公開します。今はその作業が同時にできる時代になりました。狙った魚はどこに居るか分かりません。
お腹がすいている魚は美味しくないエサにも食らいつきます。それと同じで、物件を今すぐ買いたいお客様や、理想の物件に出会えたお客様は、考えていた価格より少し高くても購入を考えてくれるでしょう。

全国から神戸の物件を探せる

以前は、地元神戸の不動産屋さんに行くか、チラシを見るかしか物件を探す方法がありませんでしたが、今では、全国どこに居ても、簡単にPCやスマホで神戸の不動産を探すことができるようになりました。本当に便利な時代です。
これまでは、この不動産を買う人はどこに住んでいるのか、どんな人が購入しそうな物件なのか、チラシを投函するにも考えてポストに入れていました。ですから、思った所からお問い合わせをいただいた時は格別でした。

やはり不動産はご縁

でも、今はチラシよりもインターネットに掲載していると、まずは自分で"不動産 神戸"で検索して興味がある物件にお問合せをいただく方が多くなっています。
ただ、このお客さんで決まる!と思っても気変わりやローンアウトなどで、針が外れてばらしてしまう事もあります。これだけは今も変わっていません。

不動産は世界に同じものが2つとない商品です。まさにご縁としか思えません。

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