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【不動産コラム】売るのが先か、買うのが先か?住み替えの際の流れ

売るのが先か、買うのが先か?住み替えの際の流れ

No.27

売るのが先か、買うのが先か?住み替えの際の流れ

家の住み替えを考える場合、「今の家を売却してから新しい住居を購入する」か、「新しい住居を購入してから今の家を売却するか」を選ばなくてはなりません。それぞれのケースにおいて、どのような流れで進めていけばいいのかを紹介しましょう。

今の家を売却してから新しい住居を購入する

売却価格の相場を調べる

「いくらで売りたい」という希望があっても、相場に見合ってなければ売れない場合もありますし、安く設定しすぎても損になります。まずは似たような物件を見て相場を知りましょう。

不動産会社に依頼して査定してもらう

信頼できる不動産会社を探して、物件を査定してもらいます。

媒介契約を結び、売りに出す

不動産会社に仲介を頼み、買主が見つかるのを待ちます。

新しい住宅を探し始める

媒介契約が済んだら、購入希望者が出てくるまでは待つだけですので、その間に新しい家を探すといいでしょう。

購入希望者と交渉・契約する

新しい家にスムーズに引越ししたい場合は、引き渡し時期を交渉する必要があります。交渉が上手くいかなかった場合は新しい家に住めるまでのあいだ、マンションなどで仮住まいすることになります。また、購入希望者からの交渉にも、できる範囲で応えられるようにしておくといいでしょう。

新居を決め引越す

交渉が上手くいき引き渡しまで時間がある場合は、その間に新しい家を決め、引越します。新しい家への入居までに時間がかかる場合は仮住まいになることもあります。

※先に売却する場合は、売却した費用を新しい家の頭金にすることができるので、新居購入の資金計画が立てやすくなるというメリットがあります。

新しい住居を購入してから今の家を売却する

新居に希望する条件を整理する

住み替えをするということは、今の家に満足できていない、ということですよね。新しい住居に対する希望を整理して、希望に合う物件を探しましょう。

予算を決める

売却予定の家のローンが残っている場合は、新居購入のために借りられるローンが十分な金額に達しないこともあります。今の家がいくらで売れるかも分からないので、予算は控えめに設定することをおすすめします。
今の家の売却価格は似たような物件の情報をチェックして相場を知っておくといいですよ。

物件を契約する

気になる物件は見学に行き、希望の条件に合うかもしっかりチェックした上で購入する物件を決めます

今の家を売却する

不動産会社に査定を依頼して、売却価格を決めます。思ったより査定額が安くても、無理に値上げ交渉をするとなかなか売れないということにもなりますので、どの程度の金額で売るかはしっかり見極めましょう。

新居への引越し、売却した家の引き渡し

新居への引越しが済み、売却した家を引き渡したら完了です。

※先に新居を購入する場合は資金計画が立てにくいのが難点ですが、仮住まい生活をする期間は無いので引越し費用や賃貸費用は抑えることができます。

どちらがいいかは人によります

先に売却する場合と先に新居を購入する場合ではそれぞれにメリット・デメリットがあります。資金にゆとりがある場合は仮住まいをしなくても済むように先に新居を購入した方が楽かと思いますが、資金にそこまでのゆとりがない場合は、先に売却価格を確定させてから現実的に買える範囲の物件を探す方が安全だと言えますね。

どちらがいいかは人によりますので、両方のパターンをシミュレーションしてみて、どちらがいいか決めるといいでしょう。

(参考:必読!不動産売却のための売却教室

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