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【不動産コラム】準備すべき頭金と月々の返済可能額の計算の仕方

準備すべき頭金と月々の返済可能額の計算の仕方

No.39

準備すべき頭金と月々の返済可能額の計算の仕方

住宅を購入する際には、きちんと資金計画を立てておくことが大切です。いくらぐらいの物件が買えるのか、頭金がいくらあればいいのかなど、事前に計算しておきましょう。

予算の計算の仕方

◎住宅購入にかかる総額を計算する

3,000万円の物件を購入するために準備しなければならない予算は、3,000万円ではありません。諸費用として物件金額の10%かかるため、3,000万円の物件なら300万円程度の諸費用がかかってくることになります。諸費用の金額は、住宅を購入する段階になったら事前に確認しておいた方がいいでしょう。

かかる諸費用によって、頭金として出せる金額も変わってきます。

◎頭金は物件価格の最低1割が目安

3,000万円の物件を購入する場合なら、300万円程度は頭金として入れておきたい、ということになります。また、できれば2割以上の頭金を入れた方が安全だと言われています。

頭金とは別に諸費用も準備しておく必要がありますので、3,000万円の物件の場合であれば少なくとも400万円程度、頭金を2割以上入れるなら諸費用含め700~800万円程度準備しておくのがいいでしょう。

◎月々の返済可能額

月々の返済額は、現在の住居費を目安にするのがいいでしょう。今の家賃の支払いで少し家計が苦しいという場合は今の家賃よりも少なめの金額に、今はまだ余裕があるという場合は今より多めの金額に設定すると、ちょうどいい返済額になるのではないでしょうか。

ただし、マンションを購入される場合は、月々の返済額だけを見ていると危険です。マンションには管理費や修繕積立費がかかってきます。さらに駐車場代がかかることもあるでしょう。

マンション購入の場合は、毎月出せる金額から管理費等の費用を差し引いた額が返済可能額となります。返済可能額から、住宅ローンの返済期間を決めることができますよ。

ちなみに、ボーナス返済はよほど安定した仕事(公務員など)以外の場合は設定しない方が安全でしょう。ボーナス返済をする場合も、万が一ボーナスがなくなっても貯蓄から払える程度の金額にしておくのがおすすめです。

このように、住宅を購入される際には購入にかかる費用の総額を知り、そこから頭金や返済可能額を決めていきます。不明な点は不動産業者に相談することで的確なアドバイスがもらえますので、ぜひ気軽に相談されてみてください。

(参考:ローン諸経費
(参考:返済額の目安がわかる!ローン返済額シミュレーション

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