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【不動産コラム】古民家リノベーションは投資に向いている?古民家の魅力とは?

202 古民家リノベーションは投資に向いている?古民家の魅力とは?

No.202

古民家リノベーションは投資に向いている?古民家の魅力とは?

古民家が今人気です。「古民家 不動産」と検索するとたくさんのサイトが出てくるように、古民家は今注目されているのです。賃貸用だけでなく民泊物件としても外国人観光客に人気で、古民家リノベーションは投資の一種として成り立っています。今回は、そんな古民家について詳しく解説していきます。

古民家のメリット

古民家をリノベーションして投資物件にするメリットは以下の点になります。
・強度が高い
・天然素材の魅力
・希少価値の高さ

○強度が高い

古民家は時代柄、合板などを利用せずに天然木材を利用していますので、木自体の強度が非常に高いです。古くからのお寺が今でも存在するように、天然木材は耐久性があるとされています。たとえば、ヒノキは樹齢100年で最も強度が高くなり、その強度を最大で300年程度は維持すると言われている程です。

そのため、実は古民家はクロスや設備機器をリノベーションするだけで良く、将来的にも主要構造部分の耐久性は高いのです。それは、長期間の不動産投資に適していると言えます。

○天然素材の魅力

現在建てられている建物は、天然素材ではなく天然素材を複数組み合わせた合板に、木材のプリントを貼り付けているタイプが多いです。

ただ、今でも「無垢素材」をつかった家がありますが、無垢素材などの天然素材をつかったフローリングは、質感が全然違います。素材本来の匂いや手触りなど、一度無垢素材を見ればすぐに分かるほどです。これは、内見時や広告時に魅力的であり、賃借人や宿泊者(民泊)を付けやすいというメリットがあります。

○希少価値の高さ

古民家の設計は、当然ながら現在の設計とは異なります。特に、古民家は柱や梁の一部が太い箇所があり、その分の同じ素材・サイズの木材を入手するのは困難ケースがあるのです。つまり、古民家ならではの太い柱や梁をつかった間取りは、古民家をリノベーションするしかなく、希少性が高いと言えます。

古民家リノベーションの注意点

前項のようなメリットがある一方、以下の注意点もあります。
・気密性、断熱性が低い
・リノベーション費用がかかる

古民家は現在の家と比べると、気密性と断熱性が低いです。断熱材もありませんし、開口部の工法が異なるからです。そのため、リノベーションするときには、床下断熱を施したり、開口部の気密性を上げたりするなど、このデメリットを払拭する工夫が必要になります。

また、それに伴い通常の物件よりもリノベーション費用が上がりがちです。ほかにも、リノベーション範囲が広くなったり、廃材処理に費用が掛かったりする点も、リノベーション費用を押し上げるでしょう。費用対効果を良く検証して行ってください。

このように、古民家リノベーションは素材的な魅力がありながらも、費用対効果の算出には課題があります。古民家リノベーション投資をするかどうかは、リノベーション費用と、リノベーション後に得られる収益を計算して判断しましょう。

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