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【不動産コラム】1階住戸を上手に売却する方法

1階住戸を上手に売却する方法

No.170

1階住戸を上手に売却する方法

マンションの売却時は、そのマンションの特性を生かした売却をしなければいけません。神戸・明石でも景色が売りの高層マンションでは、1階住戸は決して人気のある住戸ではありませんが、顧客によってはメリットが多い物件になります。そこで今回は、1階住戸のメリットをアピールして、上手に売却する方法を解説します。

1.メリットを整理する

まずは、売却する1階住戸のメリットを整理しましょう。1階住戸のメリットは、たとえば以下のような点です。
・下階がないので音が気にならない
・専用庭がある
・庭から出入りできる(場合がある。)
・大型犬が飼える(場合がある)

1階住戸に共通しているメリットは、下階がないのでいくら走り回っても気にならない点です。そのため、小さい子供がいる家庭などがメインターゲットになり、そのターゲットに向けた広告が必要です。広告は不動産会社が作成して展開しますが、売主の目からも厳しくチェックしましょう。

また、ほかの3点はそのマンションならではのメリットです。たとえば、専用庭があればその専用庭の画像をたくさん掲載したり、大型犬が飼えるのであればその旨を明記したりします。

これらマンションならではのメリットは、図面集を見ただけでは分かりません。管理規約や重要事項説明書、パンフレットなどを読まないと分からず、不動産会社の営業マンがそこまでするかは分からないです。そのため、売主の方からその部屋ならではのメリットはきちんと伝えてあげましょう。

2.デメリットを払拭する

メリットを整理してアピールしたら、次はデメリットを払拭します。1階住戸のデメリットとして言われがちなのが、陽当たり・眺望面と防犯面です。このデメリットを事前に把握して対策しておけば、営業過程でデメリットを払拭できるかもしれません。

2-1陽当たり・眺望

1階住戸の場合には、どうしても陽の光が入ってこない印象があります。ただ、部屋に入ってくる陽の光は、直射日光だけではなく、空気反射でも入ってきます。つまり、目の前に建物があるかどうかが重要ということです。

また、眺望面も同じです。高層階ほどの眺望は望めませんが、目の前に建物があるかどうかで、目の前が開けているかが違います。そのため、目の前に建物がなく、室内が明るく目の前が開けているのであれば、写真や文言できちんとアピールすべきです。

2-2セキュリティ面

1階住戸の場合には、上階よりも敷地内に侵入しやすいのは事実です。そのため、以下の点をアピールしておきましょう。
・マンション全体のセキュリティ
・室内のセキュリティ

マンション全体のセキュリティとは、管理人が在中していたり、監視カメラが設置してあったりする点です。管理人がいれば不法侵入はしにくいですし、監視カメラ多ければ侵入リスクは軽減できます。これらの点は、広告というよりは検討者が懸念を示したときのカウンタートークです。

また、室内のセキュリティとは、室内に設置してある警備システムなどのことです。ほかにも、「音が鳴る砂利」や「ガラスフィルム」などの防犯グッズで強化できますので、その点はカウンタートークとして用意しておきましょう。

このように、1階住戸もきちんとメリット・デメリットを把握した上で売却することが重要です。メリットは広告できちんとアピールし、デメリットはカウンタートークなどで払拭するというわけです。それができれば、神戸・明石でも1階住戸の価値が上がり売りやすくなります。

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