売却の予備知識売却の流れ-契約・引き渡し
売買契約の締結に必要な準備
引き渡しは、実質的なお金と不動産の権利のやりとりになりますが、その契約内容や日程については、売買契約時にすべて取り決めますので大変重要なのがこの契約です。
契約について不安なことはすべて担当者に確認しましょう。売主が買主に伝えておかなければならない項目は決まっておりますので、その内容を確認していく作業を担当者と進めていくことになります。
例えば、給湯器や水道設備などについての不具合状況やエアコンや照明器具などを引き渡し時に残していくのか、撤去するのかなどです。その他、売主として気づいていることを隠していた場合には、契約自体が無効になったり、損賠賠償の訴えを起こされたりすることもありますので、そのような事の内容注意しながら、すべて書面にて作成します。
曖昧な部分を残さず、買主が納得した状況になるまで説明を行ないましょう。
手付金の受け取りと仲介手数料の支払い
売買代金の決済・物件の引き渡し
売買契約が完了すれば、後は残代金の授受と物件の引き渡しを残すのみです。
決済日は、売主様の引き渡し希望時期買主様のローンの実行のタイミングなど踏まえ日程を決めます。売買契約後、1,2ヶ月後になる場合もありますので、特に居住中の物件については決済前に状況に変化がないかについて買主に確認を行ないます。
決済日は、物件を買主に引き渡せるよう、内部の片付けや引っ越しなどは終わらせておく必要があります。
引き渡し時には、設備の保証書や購入時にあった図面などの残っている資料は全部買主に引き継ぎます。鍵については、玄関・勝手口などの出入りする鍵以外にもマンションであれば宅配ロッカーの鍵や機械式駐車場の鍵など合鍵なども含めすべてを渡します。
残代金の受領し鍵を引き渡せば、これで物件の売却は完了です。
不動産会社のサポートとアドバイスで売却成功につなげる
このように売却価格の決定・売却活動・契約、決済についてのサポートが不動産仲介業者の役割となります。流れを踏まえ、神戸・明石エリアで信頼できる業者と着実に売却を進めて行きましょう。