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【不動産コラム】駐車場がない不動産を売却するコツ

駐車場がない不動産を売却するコツ

No.149

駐車場がない不動産を売却するコツ

特にマンションは、「駐車場がない」、もしくは「少ない」物件もあります。車のニーズが減っているとはいえ、駐車場が必須の人も検討者の中にはいるので、駐車場がない不動産売却はコツを知っておきましょう。今回は、その具体的なコツを解説します。

敷地外駐車場を探す

まずは、物件の近くに、敷地外の月極駐車場を探しましょう。仮に、そこが空いていれば、月額賃料によってはマンションの駐車場代わりになる可能性があります。敷地外駐車場はネットでも探せますが、全てネットに載っているワケではありません。

そのため、仲介を依頼している不動産会社、もしくは自分自身で近くの不動産会社に問い合わせておきましょう。その情報を一覧にして検討者に伝えれば、駐車場がないリスクが解消されるかもしれません。

駐車場が必要ないことを伝える

また、物件によっては駐車場が必要でないことを、以下のように伝えましょう。
・駅が近いので不要
・バスが便利なので不要
・商業施設が近くなので不要

特に、ファミリーの方は車を持っている理由は、「駅までの送り迎え」や「スーパーに行くため」などのことが多いです。そのため、まずは検討者の「車を持っていたい理由」をヒアリングして、物件の魅力でその点が解消できるなら伝えましょう。

駅の送り迎えのために車を所有していたら、駅近物件であれば不要になります。また、バスが普段使いできれば、車の代わりになるかもしれません。このように営業トークによって、車が不要であることを伝えられるかもしれません。

駐車場があるデメリットを伝える

駐車場があると以下の点がデメリットです。
・固定資産税が上がる
・修繕積立金が上がる

駐車場があるということは、その分敷地が広いということです。そこまで大きな金額ではありませんが、その敷地分の固定資産税は、入居者が負担する必要があります。

また、特に機械式駐車場は修繕積立金の上昇リスクが高いです。機械式駐車場は定期的なメンテナンスが必要ですし、25年~30年経過すれば、設備の入れ替えが必要な場合があります。設備の入れ替えには、数千万円~1億円以上かかることもあるので、その点は大きなデメリットです。

まとめ

このように、駐車場がない不動産を売却するコツは、「駐車場に代わるものの提供」と「車を持つデメリット」を伝える」という2つの角度があります。まずは、敷地外駐車場を探すことが先決です。車が必須な人にと手は「手放せない理由」があるので、「駐車場に代わるものの提供」の方が優先順位は高いです。

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